北海道の読み方が難しい地名(5)

北海道の読み方が難しい地名(5)

さてさて、わたしだいはーどがお送りする北海道の難読地名第5弾ですよ!!

北海道の多くの地名はアイヌ語に由来するものです。多くはそれに漢字で当て字をしたものです。

ここでは、そんな北海道の難読地名についてアイヌ語の由来や地域情報を含めて紹介していきます。

今回は輪厚、妹背牛、幣舞、晩生内、濃昼の5件です。読めるかなー。

お時間ありましたら読んでやって下さいね。

 

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目次

北海道の難読地名No.21

読み方:わっつ    北海道北広島市輪厚(ワッツ)です。

輪厚の地名の由来はアイヌ語の「ウツ、ウッツウッチ・ナイ」で「脇の川」という意味があります。札幌のお隣、北広島市の郊外の部分です。輪厚には有名なゴルフコースがあり大きな大会もあるので知っている人も多いかもしれません。それぐらいですかね...高速道路のPAはなかなか充実しているところです。なぜだか新潟の笹団子が売っていたりしています。(たまたまその時だけかもしれませんが)

 

北海道の難読地名No.22

読み方:もせうし    北海道雨竜郡松妹背牛(モセウシ)町です。

妹背牛の地名の由来はアイヌ語の「モセ・ウ・シイ」で「イラクサ・茂る・ところ」という意味があります。深川の隣町で主に農業(米)の町ですね。その他はあまり知りませんが、泉質の良い妹背牛温泉ペペルあり人気のようです。

北海道の難読地名No.23

読み方:ぬさまい    北海道釧路市幣舞(ヌサマイ)町です。

幣舞の地名の由来はアイヌ語の「ヌサオマイ」で「ヌサ幣場(神祭りのための木幣を並べた場所)あるところ」という意味があります。幣舞橋があるのですがTVにも良く景色が流れます。釧路の顔みたいなものですね。

北海道の難読地名No.24

 

読み方:おそきない    北海道北海道樺戸郡浦臼町字晩生内(おそきないです。

晩生内の地名の由来はアイヌ語の「オ・ショケ・ナイ」で「川尻が崩れている谷川」という意味があります。晩生内自体には何もありませんねー。何か紹介したかったのですが何もなさそうですねー。難読地名の世界では超有名ですね!

北海道の難読地名No.25

 

読み方:ごきびる    北海道石狩市浜益区濃昼(ゴキビル)です。

日本海に面した町。濃昼の地名の由来は諸説ありアイヌ語の①「ボキンビリ」で「山の陰」②「ボキビル」で「滝壺に水が落ちて沸騰する」という意味があります。日本海に面した濃昼漁港のあるエリアです。個人的にロマンの世界ですが濃昼山道という江戸時代に作った現在は辛うじてわかるぐらいの山道があり、これの地域にまつわるお話が河合裸石「ルーラン」という本に綴られています。ルーランの洞窟に関する伝説、蛇に関する洞窟、熊に関する話など自分も部分部分しか読んでいないのですが大変面白く思いました。本自体が明治42年の作品なのでなかなかお目にかかれませんね。興味のある方は調べてみて下さい。北海道のロマンが詰まっていますよ。

 

如何でしたか? 北海道の読み方の難しい地名(第5弾)。またまた北海道に詳しくなっていただけたと思います。

また、次回もよろしければ見てくださいね! したっけねー。