北海道の難読地名第9弾でございます。
北海道の多くの地名はアイヌ語に由来するものです。多くはそれに漢字で当て字をしたものです。
ここでは、そんな北海道の難読地名についてアイヌ語の由来や地域情報を含めて紹介していきます。
今回は茂辺地、美利河、安足間、美々、霧多布、比布の5件です。読めるかなー。
お時間ありましたら読んでやって下さいね。
目次
北海道の難読地名No.41
読み方:もへじ 北海道北斗市茂辺地(モヘジ)です。
茂辺地の地名の由来はアイヌ語の「モ・ペチ」で「静かな川」の意味があります。北海道にしては歴史の古い土地となります。和人とアイヌ人の交易の場となったエリアだったようです。茂辺地川はサケの遡上を観察できる人気の観光スポットです。函館から一時間弱でしょうから是非行ってみたいですね。
北海道の難読地名No.42
読み方:ぴりか 北海道瀬棚郡今金町美利河(ピリカ)です。
美利河の地名の由来はアイヌ語の「ピリカ」で「美しい」とか「豊かな」という意味があります。私の一番好きなアイヌ語なんですよ。ひっそりとした山あいの町です。美利河温泉なんかがあり近隣の地域も絡めた観光で行ってみたいところですね。
北海道の難読地名No.43
読み方:びび 北海道千歳市美々(ビビ)です。
美々の地名の由来はアイヌ語の「ペッペ」で「水量の多い川」などという意味があります。千歳空港からほど近い湿地帯ですね。昔から人が住んでいたようで「美々貝塚」なんかもあります。
なんと現在も貝塚の場所はゴミ処理施設になっていたりするのです。
北海道の難読地名No.44
読み方:きりたっぷ 北海道厚岸郡浜中町霧多布(キリタップ)です。
霧多布の地名の由来はアイヌ語の「キタプ」で「茅・刈る・ところ」という意味があります。広大な霧多布湿原は「花の湿原」と呼ばれており原生花園となっている有名観光地です。霧多布温泉ゆうゆで夕焼けを見たことがあります。最高に綺麗でした。一生忘れることはないでしょう。
北海道の難読地名No.45
読み方:ぴっぷ 北海道川上郡比布(ピップ)町です。
比布の地名の由来は諸説ありアイヌ語の「ピピペッ」で「石のごろごろしている川」という意味があります。キャッチコピーは「スキーといちごの町」とのこと。イマイチじゃないですかー?
ピップエレキバンの会長が比布駅で「ぴっぷ」と発言するCMが有名ですね。古い古い昭和の話ですが...。
さて、北海道の読み方の難しい地名も第9弾を終えました。
まだまだですよ!ダラリダラリとですが続けさせてもらいます。
また、次回もよろしければ見てくださいね!
したっけねー。