時折、まるで人間のような表情を見せてくれるフクロウにメロメロな最近のワタクシです。
しかしながら、素人にはフクロウ一括りとなってしまいがちな、ミミズクなんて存在も気になっています。
一体、フクロウとミミズクの違いは何なのでしょうか!?
今回はそんな大きな(?)秘密にせまっちゃいます。
目次
フクロウとは?
フクロウは、鳥綱フクロウ目フクロウ科フクロウ属に分類される鳥類。平たいお面のような顔で、頭は丸くて大きい。
引用: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
先ずはフクロウの基本情報ですね。すべてはここからですね。フクロウ目フクロウ科フクロウ属ってそのまんまでしょ!!
上の写真はエゾフクロウです。優しい表情を見せてくれる癒やしのフクロウ。見ているだけでとても幸せな気分になれます。
ミミズクとは?
ミミズクは、フクロウ科のうち羽角(うかく、いわゆる「耳」)がある種の総称。古名はツク。ズクとも。フクロウには含めることと含めないこととがある。
羽角とは、哺乳類の耳(耳介)のように突出した羽毛である。俗に耳と呼ばれるが、ミミズクに限らず鳥類に耳介はない。
分類学的には単一の分類群ではなく、いくつかの属からなる。これらはフクロウ科の中で特に近縁ではなく、系統をなしてはいない。
ミミズクの種の和名は「〜ズク」で終わるが、「〜ズク」で終わっていてもアオバズク属(アオバズクなど)には羽角はなくミミズクとはいえない。また、シマフクロウのように「ミミズク」と呼ばれなくとも羽角があるフクロウもいる。
主な種:コノハズク属、トラフズク属、ジャマイカズク属、ワシミミズク属、シマフクロウ属
引用: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
さて、ミミズクの情報でしたがいかがでしょうか? 鳥綱フクロウ目フクロウ科までは同じなのですが属が複数ありますね。
この属についてですが「羽角」がポイントですね。眉毛みたいな耳みたいな。これの有る無しがミミズクたる由縁とのことですな。
しかしながら、シマフクロウ...フクロウの王道のような名前で実はミミズクだなんて。そりゃないよ!!
上の写真はワシミミズクです。ワシはミミズク...と、自分からミミズクであることを名乗っている素晴らしいミミズクです!!
羽角の役割
フクロウとミミズクの違いは何か...はっきりしましたね「羽角」の有無です。ミミズクの名の由来はこの羽角が耳みたいなので耳のついた鳥「耳付く」=ミミズクとなったのでしょう。
この羽角、何のために付いているのか...まだ学術的にハッキリとしたことはわかっていないらしいです。有力なのは「木の擬態的な役割」とする説です。確かに羽角が木の枝に見えることもアリかもしれません。
▲凜々しい羽角です。
まとめ
はい、フクロウとミミズクはどう違うのか?についての結論ですが、「羽角」の有無についてでした。フクロウは羽角が無くて、ミミズクは羽角があります。
フクロウとミミズク、それぞれの良さがありますね。フクロウは人間的な表情が多い気がします。ミミズクはなんか猫の表情に近いものを感じるときもあります。
余談ですが、となりのトトロのモデルはミミズクらしいようなことをウィキペディアで見つけました。そう言われてみればそんな気もしますよね...。
本日は読んでくださり、大変ありがとうございました。