数年おきに流れるショッキングなニュース。それが脳食いアメーバや人食いバクテリアのたぐいの話。本年2019年も脳食いアメーバによる死者がアメリカで出ました。ご冥福をお祈りいたします。
目次
地球温暖化により生息域拡大
脳食いアメーバの正体はフォーラーネグリアというアメーバ。
このアメーバは温水環境を好むそうです。まさに今の地球に起きている地球温暖化は脳食いアメーバにとっては勢力を拡大する絶好の機会なのです!
フォーラーネグレリアとは
このアメーバは池や湖、川などの淡水に多く生息しています。
そして人間が湖沼や川で泳いだ際に、水が鼻に入り、アメーバが脳入り込み感染するものです。
感染すると激しい頭痛や発熱、嘔吐などを経て、精神に異常をきたしたのち昏睡状態に陥る。
感染するのは非常に稀で感染した際の致死確率は97%と言われているようです。
フォーラーネグレリアは、湖や温泉など温かい淡水の環境で繁殖する。通常、PAMは免疫抑制の前歴のない健康な子供や若者のうち、フォーラーネグレリアが生息する淡水を浴び、それが鼻に入った者が発症する。
アメリカ合衆国では1962年から2015年8月までに134の感染例があり、内生存者は3人である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
50年ちょっとで134件ですからね。 人口から考えて感染はかなり稀であることがわかりますよね。
致死率97%の #脳食いアメーバ
感染がわかった時は手遅れ
米国の研究者「日本では温泉や水田にも注意を」#フォーラーネグレリア“体温に近い35~39度の温水も~が住むにはいい環境なので、温泉にも生息しているところが~温泉には、頭まで浸からないようにしてほしい…”
https://t.co/p3MbKerR2m— 感染症情報センター (@hashika_measles) October 19, 2018
日本で発見されたことはあるのか
フォーラーネグレリアは25℃から35℃の温水環境で多く見つかるとのことですから、あまりこういう気持ちの悪い温度では泳ぐことはなさそうですね。下の25℃でさえ熱帯魚飼育の温度ですからね。
しかしながら、日本でも過去に1件の発症事例があるようです。油断なりません。 また2002年に国立感染症研究所による入浴施設での水質調査によりフォーラーネグレリアの存在が確認されているようです。
国内はスーパー銭湯や温泉に注意、といったところでしょうか? 用心するに越したことはないですね。
私が考えた脳を食われないオススメ対策ベスト3
1.鼻栓をしてしまう
そうですシンクロとかで彼女たちがしているような、あの鼻栓を用いましょう!! アメーバの侵入を許しません!!
2.温泉には頭までつからない
昔から、そんな親父をよく見かけます。みんなが入っている湯船で大胆なことするなーって思います。
3.古式泳法を徹底する
江戸時代より400年の歴史を持つ、日本固有の泳法である古式泳法。甲冑を着たままの立ち泳ぎなどの技があります。顔面を水につけなければアメーバーが侵入することはありません!!
最後はちょっとふざけちゃったね。ごめんなさい。