フランス軍のイベントでお披露目されて以降、フライボードの露出度が高くなっていますね。
フライボードとはフランスの発明家であるフランキー・ザパタさんが発明した、正式名が【Zapata Flyboard Air】である、ジェットエンジンで得られる空気圧とセグウェイのコントロール技術を組み合わせた新しい乗り物です。
マリンスポーツで水圧を利用して上昇する「フライボード」がすでに有名ですから、きちんと「フライボード・エア」と呼ぶべきでしょうかね?
このフライボード・エア、まず飛行シーンが衝撃的です!! 映像を御覧ください。
引用:YouTube
まるでSFのワンシーンを見ているような感じです! でもこれはCGではなく本物なんですよ!!
さて、このフライボード・エアがドーバー海峡を渡り切ることに成功したのです。距離にして35km、時間にして22分とのことです。
時速にすると140km/h程度ですよね。
引用:YouTube
ドローンも珍しいなー、なんて言っている間に世界に広がりましたよね。 では、このフライボード・エアもそんな可能性があるのでしょうか?
確かに凄い性能です。でも冷静に考えてみましょう。生身のカラダひとつで140km/hで飛行するんですよ?はっきり言ってジェットコースターより恐ろしい飛行じゃないでしょうか?
私は高所恐怖症でもあるので、フライボード・エアに乗ったトタンに気絶してしまうことでしょう。
よって、いくら普及したところで操縦できるのは一部のアスリートみたいな人たちでしょうね。軍用するにしても現代の戦闘ではどうなんでしょうね?あまり役に立つような気もしません。
フライボード・エアが自動車のように発展するとしても、飛行のためのルール作り、道路とは違うわけですから、これもなかなかに難しそうですね。
こう考えると、かって車がそうであったように、先ずはレースとかの競技が発展してフライボード・エアの技術が成熟していくのが理想のような気がしますね。
道路にとらわれない世の中。なんとも自由で楽しそうですね。