林中つりぼりで気軽にアウトドア風情を楽しむ ヤマメ塩焼きにかぶりつく

林中つりぼりで気軽にアウトドア風情を楽しむ ヤマメ塩焼きにかぶりつく

大自然のなかで炭火で焼いた渓流魚の塩焼きにかぶりついてみたいと思いませんか? 渓流魚塩焼きは結構な憧れですよね?

北海道札幌市清田区のはずれに林中つりぼりなる釣り堀があります。そこではヤマメやニジマスを対象に魚を釣り、その魚を炭で塩焼きにして食べることができるんです。それもなんと、道具も不要で比較的安価に楽しめるんです。今回はワタシ、奥さん、息子(小5)の三人でそんな素敵な体験をしましたのでレポートしますよ。

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目次

ロケーションがよく札幌市内から近い

札幌市内中心部からなら、車で40分程度といったところでしょうか。アクセスは車以外では厳しいです。所在地は札幌市清田区となります。滝野すずらん公園に向かう途中に「林中つりぼり」という看板が、進行方向右手に現れます。その名の通り、林の中、林道の終着地点にその釣り堀はあります。途中に「鯉の釣り堀」がありますが、そこは違いますのでご注意を。

▲到着すると、周囲は完ぺきに山。車の音なんかも聞こえない大自然の中なのです。

 

道具はレンタル、釣り堀のシステムについて

釣りは手ぶらでOKです。貸し竿レンタル一本200円です。3人で1本とかでもOKです。
釣った魚はリリース不可です。すべて買い上げするシステムとなっています。買い上げ料金は(350円/100g)です。
お店としては釣りで値段をとるよりも、魚を売って儲けるといったところでしょうか?
ここは何匹食べるかから逆計算してその尾数を釣りましょう!

 

対象魚はヤマメニジマス銀ザケとなっています。 時期やコンディションによって調整されているようなので、釣りを始める前の店員さんの説明をよく聞いておいてくださいね。

釣り場は子連れでも大丈夫です。ただ浅い池ですが、小さいすぎる子は不慮の事故にあわないよう目を離さないようにしましょうね。

 

エサは団子なので気持ち悪くない

ミミズとか気持ち悪い方、ご安心ください! 練餌(ネリエ)という団子状のエサで釣れます。ニオイもそんなに強烈ではありません。

▲竿一本につき1個エサをくれますが、全部使うぐらい魚を釣ってしまうと、買い上げなので高くなっちゃいますよ。

▲ちぎって丸めて針に付けます。

▲ウエットティッシュや魚ハサミ、ビニール手袋なども使い放題! 本当に手ぶらでOKです!!

 

コスパが良い

買い上げシステムと聞くと嫌なイメージもありますが、ここの魚はほとんど200g未満。釣りすぎさえ気をつければ安価に楽しめます。
デカい魚がかかってあっという間に5千円なんて事件は起こらないと思いますよ。
今回の釣りでは、ニジマス4尾、ヤマメ3尾で合計7尾。合計1000gでした。1尾平均142gです。金額換算で497円/尾

小さめ2尾程度だったことを考慮すると、大きめの魚でも200gあるかないかってところですかね?

▲ど、道場だったのか...。なんか、ところどころ文字が消滅しています。 場内には新しい案内も掲示されていますのでご安心を。

 

今回の体験は3人で行きました。竿2本借りて(1本200円)、魚7尾を炭焼き(一式300円)にしてもらって合計4,700円。一人頭1,600円弱です。
正直、魚は一人2尾でいいところですね。(おにぎり持参1個食べての感想です)
一人1尾でもまあ、我慢できるでしょう。そうなればコスパ最強(一人千円未満も可です!)でアウトドアレジャーを楽しむことができます。

魚を多く釣り食べることに重きをおくか、アウトドアの風情を味わうに重きをおくか。事前にグループで打ち合わせをしておきましょう。 もちろんおひとり様でも大丈夫です!!

大自然の中のレストラン

釣った魚は持ち帰りか、炭焼きを選べます。
ここは是非、炭焼きでいただいてください。自然の中で美味しくゆっくりとした時間が過ごせます。
自動販売機が1台あり飲み物は購入できます。それ以外は何もありません。
持ち込みは自由なので、おにぎりなどの持ち込みをおススメしますよ。

▲300円で炭焼きにしてもらえます。かなりの腕前です!!

 

▲焼きあがりました。尾びれ付近にポツポツが見えるのがニジマス。体に縦長の線が見えるのがヤマメ。

 

▲塩焼きそのままでも食べられますが、このような調味料も出してくれます。レモン汁は相性が良いです。

 

釣りはじめから食事が終わるまで2時間程度ですね。大自然の中で鳥のさえづりを聞きながら、焼けるのを待っている時間も良いものです。
気持ちもリフレッシュで良い状態になりました!!

最後にオススメ周辺散策

すっかり満腹です。このまま帰るのも勿体ない。腹ごなしに近くの滝野すずらん公園を散策です。公園に入園(有料)しなくても、公園外部を散策できます。数か所にある滝も見ごたえがあります。駐車場代は410円となっています。閉鎖時間をよく確認してから駐車しましょう。

▲アシリベツの滝

▲9月下旬の北海道はすでに紅葉が始まっています。

 

まとめ 文句なしに価値ありの場所

釣りという体験、食料としていただく体験、自然の中に埋もれゆっくりと時間を過ごす体験。
一人千円ちょっとで、こんな有意義な非日常的な時間を経験できます。
子供連れの親としても良し。疲れた日常を送っている大人たちの憩いの場としても最高な気がします。

 

▼アクセス 札幌市中心部からは車で約40分です。