本日は「ジャッキー・チェンの呪い」についてです。
なんかショッキングな一言ですが、要するに「彼が応援したり、広告塔を務めたりする対象が、ことごとく不幸な結末を迎える」というものらしいです。
映画「酔拳」以来、ジャッキー・チェンに夢中な時間が長かった、ワタクシがこの呪いについて思ったことを書いてみます。
目次
具体的な呪い
以下にジャッキーチェンが広告に起用され、失敗したといわれている具体的な呪いの数々を挙げておきます。
1.フェンファンコーラ
1998年に新発売。数年後に会社が業績不振へ。
2.ビデオCD
VCD製造メーカー「小霸王」が経営破綻。その後、社長が詐欺罪で懲役刑となる。ビデオCDはDVDの前進みたいなものですね。
3.フィットネスクラブ
中華圏のフィットネスクラブ「California Fitness」は、経営不振で閉店した。
4.シャンプーなど
ヘルスケアブランドの『霸王』はその後、シャンプーなど数種類から発ガン性物質が検出された。
5.餃子
「思念餃子」は商品から黄色ブドウ球菌が検出されて、中国全土で回収騒ぎに発展。
6.フォルクスワーゲン
中国市場に投入されたフォルクスワーゲン・キャディは約900台しか売れず販売停止に。
7.香港航空
2017年に香港航空のイメージキャラクターに起用されるも、財政危機が深刻化。
8.薬物撲滅大使
中国の「薬物撲滅大使」に起用されるも、長男が大麻使用で逮捕。
2019香港デモとジャッキーの呪い
ジャッキー・チェンがインタビューで、「どうか早く香港に安定がもたらされるように」とコメント。その後、香港の情勢は大変悪化した。
【香港に安定を=ジャッキー・チェン】#香港 の俳優ジャッキー・チェン氏は、最近の香港の状況に胸を痛め、憂慮する思いを吐露し、「香港は僕のふるさとであり、中国は僕の祖国だ。祖国を愛し、ふるさとを愛している」と述べ、一日も早い安定回復を訴えました。https://t.co/3URLt09BFN pic.twitter.com/Q0zaSF5zJK
— CRI日本語 (@CRIjpn) August 14, 2019
これを受け、「再びジャッキー・チェンの呪いではないか?」と現地で噂が広まっているようです。
ジャッキーの呪いへの私見
呪いと言われますが...違いますよね? ハッキリ言って中華圏のビジネスのあり方に起因するものなのではないでしょうか?
発がん性物質や病原菌については品質やその管理面の問題ですよね。 ファンファンコーラも本家コカコーラのパクリ疑惑で業績が傾いたらしいです。
まあ、とはいえ、験担ぎの面では縁起が悪いですね。
ワタクシが大企業の社長ならばCM出演依頼はしないかもしれません(笑)
ジャッキー・チェンという男
ジャッキー・チェンは私が小さい頃の英雄です。初期のカンフー映画からずっと続く、若くて何も持っていない者が悲しみや試練を乗り越え、鍛錬し大きな何かを手に入れる。
とても男らしい映画ばかりです。
また、アクション自体もスタントマンを使わない体当たり演技で頑張る方です。
なんか、「ジャッキー・チェンの呪い」なんて悲しい言葉ですよ。
彼は人々に勇気を与えてくれる人ですよ。
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〆12/15#ジャッキー・チェン pic.twitter.com/wMXmuvPVNC— 映画 アネモ編集部 (@anemo_movie) December 3, 2019
本日は読んでくださり、大変ありがとうございました。